保活で、よく、早生まれは不利だと言われます。
それは、多くの保育園が、生後57日以降しか入れないので、2月以降の生まれの子は、
仕組み的に保育園に入れないからです。
でも今や、早生まれどころの騒ぎではないのです。
目黒区は、認可外保育施設利用の加点がないと、内定は難しい旨を
さんざん訴えてきましたが、この「認可外保育施設の利用」も、
本当に当然のことですが、生まれてないと利用できないのです。
今回の目黒区の認可外保育施設の利用は、
週3日4時間以上継続して1ヵ月以上利用していることが条件ですから、
11月の時点で、認可外保育に子どもを預けて仕事復帰する必要があります。
しかし、産後8週間は仕事復帰してはいけないことになっていますから、
9月にはこの世に赤ちゃんが存在していないと、認可外保育施設の利用の加点がつかないのです
つまり、ごく一般的な条件の家庭が目黒区の認可保育園の内定が確実にほしい場合、
赤ちゃんのお誕生日は、4月~8月であることが必要だといえます。
保育園に入りたきゃ、9月までに産めということです。
なんだか、ここまで書いてうんざりしてきました。
赤ちゃんは、たくさんの奇跡と偶然がかさなって、授かった存在ではなく、
保育園に入るために計画的に作られるものなのかと。。。。
(とはいえ、うちは保育園に入るために、計画的につくりましたが・・・)
8月生まれでも、認可外加点をつけようと思うと、生後3か月でまだ首が
座っていない赤ちゃんを預けることになるのです。
保育園がふえて、だれもがしっかりと1年間子どもと過ごせる社会になりますようにとただただ祈るばかりです。
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